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学会紹介

 日本ガスタービン学会は、1972年に国内のガスタービン関係者が情報交換の場を設けるために、前身の日本ガスタービン会議を設立し、これを母体に1976年文部省認可の社団法人の学会として発足しました。

 創立当初からガスタービンなどに関する工学と技術の橋渡しをし、実務的な技術経験を重視し、会員各位に馴染み易く役立ててもらえる、質の高い技術的情報の発信・収集・交換活動を、気軽な雰囲気の中で活発に行い、広く世界に目を向けた国際交流活動を行うことを基本方針に、諸活動の実績を積み上げてきました。

 当学会は、賛助会員約120社、個人会員約2,000名の陣容で、ガスタービンやターボチャージャの関連する多くの分野に所属する企業、学校、関係官庁の技術者・研究者・学者などが参加し活発な活動を展開しており、国際交流活動に関しては、学会設立のきっかけとなった1971年の国際会議を第1回として、4年に一度の「国際ガスタービン会議」、またその他に「アジアガスタービン会議」を開催しております。

 関連する分野は、航空用、船舶用、車両用、自動車用、発電用、産業用など各種用との原動機に直接関係するものばかりでなく、関連する機器、材料、計測、制御、燃焼、潤滑等多岐に渡っています。

 最近は地球環境保全と資源・エネルギー問題が世界的な最重要問題として高い関心を集め、種々対応策が検討されています。その中で、急速に高温化・高性能化されてきたガスタービンは高効率コンバインドサイクルプラントや電気と熱を同時に発生するコージェネレーションプラントの主機として急速に需要が伸び、また燃料多様化にも適応でき、さらなる高性能化が期待され、高効率で環境汚染ガス排出の少ない、21世紀の原動機として今後とも各方面で重要な役割を担うと期待されています。

日本ガスタービン学会運営組織図(PDF)