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学会誌原稿執筆要領
公益社団法人
日本ガスタービン学会
学会誌編集委員会
2012年12月26日制定
2018年7月13日改定
1. 原稿の種類
- 本要領は「学会誌編集および発行要領(抜粋)」で定められている、以下の学会誌の投稿原稿および依頼原稿に適用される。
- 論説・解説、講義、技術論文、寄書(研究だより、見聞記、新製品・新設備紹介)、随筆、書評、情報欄記事、その他
- ただし、技術論文の投稿については「技術論文投稿要領」も、本要領に加えて参照のこと。
2. 原稿の様式
- 2.1
- 原稿の作成に際しては、「原稿テンプレート(MS-Wordファイル)」の利用が望ましいが、テキストファイルで文書が保存できるものであれば、他のソフトを使用しても可。会誌1ページ当たりの文字数は、25文字×50行×2段組の2500文字である。
- 2.2
- 原稿は次の構成に従って記述する。
- i) 表題、著者名
- ii) 英文アブストラクト(技術論文の場合)
- iii) キーワード
- iv) 本文(緒言、主部、結言)
- v) 謝辞(必要な場合のみ)
- vi) 参考文献リスト
- 2.3
- 原稿には、「原稿表紙(MS-Wordファイル)」を付ける。英文表題を必ず記入する。なお、技術論文の場合は、「技術論文原稿表紙(MS-Wordファイル)」を利用する。
- 2.4
- 技術論文(投稿)には、150語以内の英文アブストラクトを添付する。アブストラクトは、研究分野、対象、手法および主要な結論を、文献検索に便利なように、多くのキーワードを使って作文する。
- 2.5
- キーワードとして本文の内容を代表する重要な用語を選定し、和文、英文で各5~10語、記載する。キーワードは著者が自由に決めることができる。
- 2.6
- 文章は常体(である調)を基本とする。欧文もしくはカタカナ書きを特に必要とする部分以外は、漢字まじりのひらがな書きとし、原則として「漢字」は「当用漢字」、「仮名」は「新仮名づかい」を用いる。また、文章の区切りには全角の読点「,」(コンマ)と句点「。」(マル)を用いる。
- 2.7
- 本文に章、節を設けるときは、章番号を 1. 、 2. 、節番号を 1.1 、 1.2 のように付けて、それぞれに見出しを付ける。見出し行はゴシック体とする。見出しにつづく本文は、改行し1文字さげて書き始める。章を改める時は、1行あける。なお、謝辞と参考文献には章番号を付けない。
- 2.8
- 節以下の項は番号を 1.1.1 、 1.1.2 とし、細項は 1) 、 2) とする。項および細項の見出しの後は改行せず、1字あけて本文を続ける。
- 2.9
- 量記号および無次元数はイタリック体で、それ以外の記号および単位記号はローマン体とする。(添え字はローマン体とする。)
- 2.10
- 記号の説明の一覧を記載する場合は、緒言の次に「主な記号」と記し、その後に記号をアルファベット順でギリシャ文字が続く形で列記する。「主な記号」には見出し番号は付けない。一覧を記載しない場合は、各記号が最初に現れた時点で文中にその定義を記述する。
3. 単位系
単位系はSI単位系を使用する。
4. 図、写真、表
- 4.1
- 図、表にはFig. 1、Table 1のようにそれぞれに一連番号とキャプションを付ける。使用言語は次の表による。
原稿種別 図表番号表記形式 キャプション 図表中の文字 依頼原稿
投稿原稿技術論文 Fig.1
Table 1
など英語 英語 論説・解説、
講義英語 著者オリジナル:原則英語
引用物:オリジナルに従う上記以外 英語または日本語で、1つの原稿中では
いずれかに原則統一する。学会原稿 報告、会告等 - 4.2
- 図および表は、鮮明なものを提供する。
- 4.3
- 写真、図は冊子体ではモノクロ変換して印刷され、電子版と本学会ホームページ上の「技術論文掲載欄」では提出原稿をWeb掲載可能なサイズに圧縮して掲載される。カラー写真、図は冊子体印刷時にモノクロ変換されることを配慮して作成すること。
- 4.4
- 著者が特に冊子体においてカラー印刷を希望し、著者または本学会が「学会誌の掲載料に関する内規」第3条に定めた金額を負担する場合に限って、カラー印刷を行う。
- 4.5
- 図表の横幅は、学会誌面(A4)では、
(イ) 1コラム(幅8 cm以下)または
(ロ) 2コラム(幅17 cm以下)」で割り付ける。
図表の横に本文は割り付けない。複数の要素からなる図(例:Fig.1(a)、(b)、(c)など)を2コラム図表にすることは差し支えない。 - 4.6
- 図表の文字、記号については、掲載時の大きさに合わせた時に小さすぎないかどうかを検討し、判読しやすい大きさの文字を使用する。(最小1.5 mmまで)
5. 数式
- 5.1
- 数式中の量記号はイタリック体とし、数式記号はローマン体とする。
- 5.2
- 文中の数式は(a+b)/(c+d)のように一行に記載する。
- 5.3
- 括弧の順番は、[ { ( ) } ]とする。
- 5.4
- 本文と式および式相互の間には、1行以上の空白をあける。
- 5.5
- 式番号は、式と同じ行に右寄せして ( ) の中に書き、本文中で式を引用するときは、式(1)のように書く。
6. 参考文献
- 6.1
- 参考文献には通し番号を付け、参考箇所の右肩に小括弧を付して番号を記入する。参考文献の著者名には敬称は付けない。
- 6.2
- 参考文献は原稿の末尾にまとめる。文献は原則として次の形式に従って記載する。
- [雑誌の場合]
記載順:著者名,論文の表題,雑誌名,Vol. 巻数, No. 号数 (発行年・西暦), pp. 最初のページ-最後のページ. -
- 【例】
- (1) 柴田貴範,八木学,西田秀夫,小林博美,田中征将,高反動度化と負荷分布の最適化による遠心圧縮機の段性能向上,日本ガスタービン学会誌,Vol. 38, No. 5 (2010), pp. 335-341.
- (2) 藤澤信道,原昇太郎,太田有,羽根付ディフューザを有する遠心圧縮機に発生する失速と前縁渦の関係,日本機械学会論文集,Vol. 81, No. 829 (2015), DOI: 10.1299/transjsme.15-00194.
- (3) Funazaki, K., Yokota, M. and Yamawaki, S., Effect of Periodic Wake Passing on Film Effectiveness of Discrete Cooling Holes around the Leading Edge of a Blunt Body, Transactions of the ASME, Journal of Turbomachinery, Vol. 119 (1997), pp. 292-301.
- (4) Hamdani, A., Utamura, M., Shibata, T. and Myoren, C., Numerical Simulations on Droplet Coalescence in an L-shaped Duct for Inlet Fogging of Gas Turbine Engines, International Journal of Gas Turbine, Propulsion and Power Systems, Vol. 7, No. 1 (2015), pp. 1-9.
- (5) 山本姫子,金井洸太,立花繁,佐藤哲也,弱旋回燃焼器における燃焼振動の音響モード解析,第43回日本ガスタービン学会定期講演会講演論文集,(2015), pp. 233-238.
- (6) Iki, N., Kurata, O., Matsunuma, T., Inoue, T., Suzuki, M., Tsujimura, T. and Furutani, H., Micro Gas Turbine Firing Kerosene and Ammonia, Proceedings of ASME Turbo Expo 2015, GT2015-43689 (2015).
- [書籍の場合]
記載順:著〔編〕者名,書名,版(2版以上の場合) (発行年・西暦), p. 該当ページ, 発行所. -
- 【例】
- (1) 谷田好通,長島利夫,ガスタービンエンジン,(2000), p. 93, 朝倉書店.
- (2) Dixon, S. L. and Hall, C. A., Fluid Mechanics and Thermo-dynamics of Turbomachinery, Sixth Edition (2010), p. 85, ELSEVIER.
- 注)
- 和文の場合の著者名はフルネームで記述する。
- [Webサイトの場合]
記載順:Webサイトのタイトル等<URL> (参照年月日・西暦). -
- 【例】
- (1) 公益社団法人日本ガスタービン学会誌原稿執筆要領
<http://www.gtsj.org/method/method.html> (参照日 2015年10月23日). - (2) Gas Turbine Society of Japan, Instruction to Authors
<http://www.gtsj.org/english/jgpp/instruction.html>
(accessed on 24 February, 2016).
7. 原稿の長さと割り付けについて
- 7.1
- 原稿の長さは「学会誌編集および発行要領(抜粋)」に定められている規定ページ数(依頼原稿の場合は原稿依頼行数)を越えないよう、またページの余白があまり多く残らないよう、配慮する。
- 7.2
- ページの増減は原則として1ページ単位で行う。ページ増が必要な場合は編集委員会に相談すること。
- 7.3
- 原稿依頼行数には、本文、本文中の章節の見出し、参考文献のほか、図・表とそのキャプションの為のスペースを含む。表題、著者名と所属、脚注およびキーワードは含まない。
- 7.4
- 最終的な原稿の割付では、全体の配置の都合でご提出頂いた原稿と多少配置に差異を生じる場合があるが、著者校正時に確認すること。また、依頼原稿の場合は全体の配置の都合で算定した行数と変わる場合があり、著者校正時に原稿の行数の調整をお願いする場合がある。
8. 顔写真の掲載(依頼原稿の場合のみ。ただし見聞記や定期講演会報告は除き、連載については初回のみとする。)
上記の原稿について、顔写真は著者が了承する場合のみ掲載する。写真の縦横比は編集時に4:3の長方形にトリミングする。背景は著者の自由とする。なお、写真の掲載範囲は襟元(男性のフォーマルな服装の場合であればネクタイのノットあたりまで)を目安とする。カラーでもモノクロでも可とするが、印刷(ウェブサイトに掲載されるpdfを含む)はモノクロとする。できるだけ電子ファイル(jpg,gif,pngなど)で提出し、その場合、分解能は特に指定しないが、鮮明かつ容量の小さいファイル(500 kB以下)が望ましい。
9. 電子ファイルの送付について
編集・入力・校正作業を能率的に行うために、原稿、図表を記録した電子ファイル(CD-ROMなど)を送付する。(技術論文は掲載決定後に送付する。)
10. 査読および校正
- 10.1
- 提出された原稿は、技術論文については論文委員会、その他の原稿については編集委員会で査読を行う。査読の結果、原稿について著者に訂正あるいは加筆・短縮などをお願いすることがある。
- 10.2
- 著者校正は原則として1回とし、印刷版下原稿の形で著者校正をする。
- 10.3
- 原稿の訂正は正確を期すため必ず文書で連絡する。電話での修正依頼は受け付けない。
- 10.4
- 最終校正は編集委員会が行う。最終校正段階で、他の論文とのバランスから表題の一部、見出しなどについて変更する場合がある。
11. 著作権
- 11.1
- 原稿の中に、著者以外が著作権を持っている著作物(図、写真、表など)を転載する場合は、著者自身で著作権所有者から転載許可を受けること。
- 11.2
- 日本ガスタービン学会誌に掲載された著作物の著作権(著作権法第27条及び第28条に定める権利を含む)は、国内外の別を問わず、原則として、本会に帰属する。その他、著作権に関する一切の取扱いは、本会の定める著作権規程に従う。
12. 別刷
著者が別刷(表紙付)を希望する場合は、実費で別刷を作成することができる。費用および申し込み方法は、別刷作成要領(著者校正の際に送付)を参照のこと。なお、非会員の第一著者には掲載号学会誌1部も贈呈する。
(原稿送付先)
〒105-0003 東京都港区西新橋1-18-17 明産西新橋ビル 6F
ニッセイエブロ株式会社企画制作部
日本ガスタービン学会誌編集事務局
Tel. 03-5157-1277 Fax. 03-5157-1273
E-mail : eblo_h3@eblo.co.jp
(注意)技術論文については「技術論文投稿要領」に記載された送付先とする。