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【終了】第49回日本ガスタービン学会定期講演会(WEB講演会)
下記の要領で、第49回 日本ガスタービン学会定期講演会 を開催いたします。
◎ 新型コロナウィルス(COVID-19)への対応について
福岡市における開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの感染状況を踏まえ、WEB講演会での開催に変更いたしました。参加者にご不便をおかけいたしますが、発表機会を確保するため、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。また、本ページにて最新情報をご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 |
◎ 開催概要
* 主催 : 公益社団法人 日本ガスタービン学会
* 協賛 : 協賛団体はこちら
* 会場 : Zoomによるオンライン講演室
* 日時 : 2021 年 10 月 13 日(水)、14 日(木)
* 見学会 : 2021 年 10 月 15 日(金) (Zoomによるオンライン見学会)
※今回は、懇親会は開催いたしません。
◎ 参加登録費 (税込) :
* 会員・協賛団体会員 : 14,300円(ただし、学生は論文集有りで3,300円、論文集無しで1,100円)
* 会員外 : 19,800円(ただし、学生は論文集有りで6,600円、論文集無しで3,300円)
◎ 参加申込方法 :
学会事務局宛にお申込み下さい。参加登録は、必ず事前登録をお願いします。講演者も参加登録をお願いします。
・ 参加登録者にはご入金確認後に、オンライン講演参加(入室)に関する情報をお送りします。
なお、オンライン開催のため、当日登録はございません。
・ 申込締切日:10月6日(水)、参加費払込締切日:10月7日(木)
〇 定期講演会参加申込のページ |
※ 定期講演会に参加申し込みに続いて、見学会への参加申し込みにお進み頂けます。
◎ 講演会プログラム
第49回定期講演会プログラム (PDF) (2021.10.01up) | |
* 一般講演 : 空力、燃焼、材料、システム、タービン、伝熱など |
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* 先端技術フォーラム :「脱炭素社会実現に向けたガスタービン技術開発の最前線」 | |
座長:赤松忠光(大阪大学) | |
<全体総括> - パリ協定からカーボンニュートラルへ移り変わる世界とガスタービンにのぞまれること |
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古谷博秀(産業技術総合研究所) | |
<パネルセッション> - バイオジェット燃料による燃焼・排気特性と関連技術研究 |
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岡井敬一(宇宙航空研究開発機構) | |
- 2MW級ガスタービンのアンモニア噴霧燃焼技術の開発 | |
内田正宏(IHI) | |
- 中小型ガスタービンにおける水素燃焼技術の紹介 | |
堂浦康司(川崎重工業) | |
- 水素・アンモニアガスタービンの開発 | |
谷村聡(三菱重工業) | |
* 基調講演 : 「脱炭素社会に向けたガスタービン関連技術の展開と産官学連携」 | |
渡辺紀徳(東京大学) | |
脱炭素社会に向けて,ガスタービンに関連する技術分野でも二酸化炭素の削減が急務となっている。発電用ガスタービンでは燃料として水素やアンモニアなどの利用技術が急進展し,これらの国際サプライチェーン構築も急がれている。ジェットエンジン関連分野では航空推進システム電動化の研究開発が進展する一方,バイオ燃料などの持続可能航空燃料(Sustainable Aviation Fuel, SAF)の利用が拡大し,また水素利用推進システムも研究開発が活発化している。本講演ではこれら研究開発の状況と今後の展望を当学会の活動で得られた知見に基づいてまとめるとともに,研究開発における産官学連携の重要性を考察する。 | |
* 招待講演 1: 「航空推進:ガスタービンの進化と将来技術」 |
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神永晋(ロールス・ロイス ジャパン) | |
ロールス・ロイスは絶え間ない技術開発によって航空用ガスタービンエンジンの高効率化と環境負荷の低減に努めてきた。主に高圧系の技術実証エンジンであるAdvance3は現行のエンジンと比較して飛躍的な性能向上を実証し、ギアを実装した実証エンジンUltraFanは2022年の試験開始に向けて製造中である。ロールス・ロイスは二酸化炭素の排出をなくすためにはマーケットに応じて異なるソリューションが必要であると考えており、電化や水素利用、持続可能な航空燃料などを含めた技術開発に取り組んでいる。 |
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* 招待講演 2: 「低炭素,脱炭素時代のエネルギーベストミックス」 |
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松崎裕之(東北発電工業) | |
日本のエネルギー自給率は先進諸国の中でもとりわけ低く,エネルギーセキュリティ確保は食料,教育そして安全保障などと同様,国家として重要な課題の一つとなっています。こうした状況を踏まえ,電力各社は水力,火力そして原子力など大規模,安定化電源を効率的,かつ効果的に組み合わせる”ベストミックス”と,火力発電分野における熱効率向上に積極的に取り組み,燃料使用量を大幅に削減することによりCO2排出量を削減するいわゆる「省エネ」により,安価で安定した高品質の電力を供給し続けてきました。しかしながら,さらなる地球温暖化問題の進展に伴い,CO2排出量を大幅に削減しようという動きが世界中に広がり,国内でも再生可能エネルギーの導入促進をはかるFIT(固定買取制度)法が2012年より施行されました。これにより,日本のエネルギー自給率は改善され,特に太陽光発電システムの導入速度は先進諸国の中でも群を抜いて高いものとなりました。しかしながら,現在積極的に導入が進められている太陽光発電システムや風力発電システムはそれ単独では「低炭素,脱炭素」へ向けては有効であるものの,電力の安定供給や電力システム全体としての「低炭素,脱炭素」には課題があります。一方,FIT導入により電気料金は上昇を続けており,電力自由化の恩恵を受けることなく家計の負担増は勿論,企業の国際競争力低下にもつながりかねない事態も想定されます。これらの観点から今後,2030年さらに2050年に向けて「低炭素,脱炭素へ向けたエネルギーベストミックス」をどのように進めていくべきか考えたいと思います。 | |
◎ 講演時間
論文1件につき、講演15分、討論5分、合計20分です。 |
☆ 日本ガスタービン学会学生優秀講演賞
学生による「研究報告」の内、特に優秀な発表に対して表彰を行います。表彰された発表に対しては表彰状及び副賞が授与されます。表彰の結果は、学会誌11月号にて発表いたします。 |
◎ 見学会
* 日時 : 10月15日(金) 9:00~12:00(予定)
* 開催場所 : Zoomによるオンライン見学室
* 見学先 : 川崎重工業㈱ 水素GT実証プラント、㈱本田技術研究所 ジェットエンジン関連施設、
三菱重工業㈱ガスタービン関連施設などの見学を予定しています。
* 参加費 : 無料
* 参加資格 : 定期講演会参加登録者または日本ガスタービン学会会員および学生(会員・非会員)
日本ガスタービン学会会員および学生は見学会のみの参加も可能です。
申込締切後、参加可否を申込者全員にご連絡いたします。
* 申込締切日:10月6日(水) (要事前登録)
〇 見学会参加申込のページ |
◎ 市民フォーラム :
講演会の前日に、オンラインにて大学生・高専生・高校生・一般の方を対象とする「ガスタービン市民フォーラム2021」を開催します。
* 演題 : 「時代のニーズと航空機用エンジンの技術開発 ~カーボンニュートラルに向けた水素航空機~」
* 講師 : 木下 康裕 氏(川崎重工業株式会社)
* 日時 : 10月12日(火)
* 会場 : Zoomによるオンライン講演室
* 定員:150名(定員を超えた場合お断りすることがございます。)
* 参加費無料・事前登録制となります。
* 申込締切日:10月6日(水)
* 参加方法:下記申込ページよりお申込みください。
参加登録者には、市民フォーラム参加(入室)に関する情報をお送りします。
〇 市民フォーラム参加申込のページ |