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水素燃焼タービン翼列試験装置
- この写真名h水素燃焼タービン翼列試験装置の全体を収めたものである。
写真では判りにくいが、タービン翼列試験片は写真中央右の筐体に収められている。試験装置は左に水素燃焼タービン、翼列試験装置、排気ダクトの順になっている。リング状になっているのは排気ダクトである。
タービン翼列試験装置にはフレキシブル配管が接続されている。
このフレキシブル配管から、別に設置されたボイラから蒸気が供給されタービン冷却性能試験に供された。
また翼列試験装置には熱電体温度計からの信号を集めた計測ケーブルも接続されている。1700℃の測定が可能か、燃損するのではないかと懸念したが、短時間の試験であったのか燃損したのは1例のみで十分に測定出来た。
全体の大きさは約1.1mから1.3mの長さ(水素燃焼器、タービン翼列試験装置)で幅は0.7mであった。
この試験装置が設置された小屋から約250m離れた所に制御室があり、そこで遠隔制御して試験を実施した。 - (提供 電源開発株式会社 技術開発センター)