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わが国初の純国産ガスタービン非常用発電設備「PU200」
- 昭和49年9月、産業ガスタービンエンジン「S1A」試作第1号機(260馬力)を完成。
昭和51年7月、「S1A」を用いて、わが国では初の純国産ガスタービン発電設備の「PU200型」(出力150kW)を完成し、新消防法に基づく型式認定を取得。
この写真は、昭和52年に神戸市内のビルに設置された納入初号機である。
写真の一番左端に、S1Aガスタービンが配置されている。
当時は、ホテルやデパート火災の教訓として、昭和50年に、消防法及び関連法規が改正され、新設ビルはもちろん、既設ビルにも非常用発電装置の設置が義務付けられ、激しいシェア争いが展開されていた。
この非常用発電分野はディーゼル発電装置の独壇場であったが、ガスタービン発電装置が新顔で参入し、ディーゼルとの競争が開始された。 - (提供 川崎重工業株式会社)